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三后
「三后〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三后の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
対する罪にも適用すべきものなりと定めて、三蔵の非行に擬するに刑法百十六条の「天皇
三后皇太子ニ対シ危害ヲ加ヘ又ハ加ヘントシタル者ハ死刑ニ処ス」とある法文をもってし....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
ので、後柏原天皇の後宮に召され、後奈良天皇および尼宮大聖寺殿の御生母であって、准
三后、豊楽門院というのがすなわちそれだ。かくのごとく実隆がその室家の縁からして、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
たは、そなたの高い地位をおわすれか」 「身にすぎた准后ではございまするが、まだ准
三后(皇后)とは仰がれておりませぬ」 「でも、皇太子の御母ではないか。やがては当....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
上)へおつたえ申し奉るつもりでおります」とも言っている親房だった。 従一位|准
三后という身分も廷臣最高だし、先帝の信任もたれより厚かったひとである。廉子でさえ....