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「三国山脈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三国山脈の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
岩魚」より 著者:佐藤垢石
、病める相俣の淵の岩魚を見舞いにきていたのだ。 上越国境を、東から西へ縦走する三国山脈、この山脈の東端から南会津の方へ向かって続く万太郎山、谷川岳、茂倉岳、朝....
老狸伝」より 著者:佐藤垢石
の、武尊山の周囲に最も多い。四万温泉にも有名な熊猟師がいて上州と越後の国境をなす三国山脈を、東は法師温泉の上から西は草津の横手山の方まで狩り歩くが、野州では奥鬼....
平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
ほぼ南々西から北々東に向うて走っている山脈を、清水連嶺と呼んでいる、人によっては三国山脈とも称しているが、三国山は各所に同名があって混同の恐れもあるし、それに三....
私本太平記」より 著者:吉川英治
あいが悪い。家士のうちには旧知の朋輩がたくさんいる。で、浅間山を左方に見ながし、三国山脈をこえ、信濃川の水戸口(現・新潟附近)から、弥彦ノ庄へ入って、佐渡への便....
私本太平記」より 著者:吉川英治
急いで行ったのは事実としてよい。――とすれば、次の七日には、上野と越後との国境、三国山脈をも、はや踏みかけていたのではなかったか。 その三国峠を越え、浅貝、三....