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三塁
「三塁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三塁の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
章るのを、白刃と銃剣で迫り、一百の抜刀隊は諸隊を越えて敵塁に躍り入り、忽ちにして
三塁を陥し入れた。薩軍は支えずして、逃れたが、しかし彼我百五十米位で止り、樹木や....
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
ぬものはなかった。 「おれもゆく」 「おれも……」 後藤という投手と浜井という
三塁手はすぐにつづいた。 「学校の体面を思えばこそ小原も浜井も後藤もあのとおりに....
「神経衰弱的野球美学論」より 著者:坂口安吾
視覚が不確実であるから、どうにも怯えて仕方がない。他人のことも気にかゝる。一塁や
三塁よりへファウルがとびこんでも、人のことが気にかかって仕方がない。しまいには、....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
お味方から観れば、微々たるものでございましょうが、従来はこの伊丹、尼ヶ崎、花隈の
三塁を以て中国に接する第一線となされていたものが、今日以後、更に播州の姫路、御着....