三大師[語句情報] »
三大師
「三大師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三大師の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
エルウォーシーの『邪視編』に諸国で手の形を画いて邪視を防ぐ論あり。今もこの辺で元
三大師の手印などを門上に懸くる。されば猴を嘉儀の物とするに雑多の理由あるべきも邪....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
ちろんである。奈良・高野の外に実隆の旅行区域といえば江州くらいのものであった。元
三大師に参詣の序に石山寺まで趣いたこともある。鉤りの里に将軍義尚の御機嫌伺いに行....
「迷信解」より 著者:井上円了
るところは易筮のごとく人の決心を定むるに過ぎぬ。その中にて最も多く行わるるは、元
三大師の百籤である。余がかつてその鬮を入れたる箱を見しに、寸法に一定のきまりがあ....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
。それよりもさらに広く残っているのは、大師講という珍しい名をもった節日で、東北は
三大師と称して月のうちに三度、四のつく日を以てこれに宛てているが、それはやはり農....