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「三大部〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三大部の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
は極めて道理なり。『嬉遊笑覧』に『遠碧軒随筆』を引いて、庚申の三猿はもと天台大師三大部の中、止観《しかん》の空仮中の三諦を、不見《みざる》、不聴《きかざる》、不....
法然行伝」より 著者:中里介山
ようとの為でございます」 そこで生年十六歳の春、はじめて本書を開き三カ年を終て三大部に亙《わた》り得た。 理解修業、妙理を悟ること師の教えに越えている。阿闍....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
御歌などは後ではなくなったり、神祇・釈教の部が立てられたりしたが、四季・恋・雑の三大部は『古今集』この方、勅撰集の根幹となった。そうした歌集編纂の分類形式にまで....