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「三婆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三婆の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
こんなおうつくしい女をさっきのような、野太い声で、おどかしたりしてさ」 と、お三婆さんは、妙にねばっこい調子で、気褄《きづま》を取るようにいって、 「なあに、....
首頂戴」より 著者:国枝史郎
つらみんな悪党だからよ。まず天一坊からいう時は、師匠の感応院を殺したばかりか、お三婆さんをくびり殺し、まだその外に殺人をした。また常楽院天忠となると、坊主の癖に....
私本太平記」より 著者:吉川英治
されたあげくであろう。十一月の末、頼遠は軍兵をつれて堂々と上京してきた。名だたる三婆娑羅の一人といわれるだけあってさすが太々しく、一戦も辞せずのつらがまえであり....