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三宮
「三宮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三宮の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》の小野の篠原いかなれば、手飼の虎の伏所《ふしどころ》なる」、また『源氏物語』女
三宮の条に見えたり、唐土《もろこし》の小説に虎を山猫という事、『西遊記』第十三回....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
に及んでいる。 裁判所焼け、となりの市庁は無事。それから東へ行って北長狭の辺、
三宮の辺が焼けていた。県庁は残っているが、菊水は空し。惜しいことだ、あのコレクシ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
に近い生麦村に起こったと同じような事件が、王政復古の日を迎えてまだ間もない神戸|
三宮に突発した。しかも、京都新政府においては徳川|慶喜征討令を発し、征討府を建て....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
が夜ででもあれば明るい店頭は生田神社の前からなお連綿として踏切を越え大丸の前から
三宮神社の境内に及ぶ。そしてこの境内は毎夜の夜店である。金魚を掬う屋台店から、二....
「連環記」より 著者:幸田露伴
に才名を馳せたのであった。倫子は左大臣源雅信の女で、もとより道長の正室であり、准
三宮で、鷹司殿と世に称されたのである。此の倫子の羽翼の蔭に人となったことは、如何....
「落ちてゆく世界」より 著者:久坂葉子
から、時計や貴金属をあつかっている心やすい堀川さんの店へ行って、よくあたるという
三宮の八卦へ行って、家へかえったら丁度、東さんが来る頃だろう。と道をあるくのもせ....
「魔都」より 著者:久生十蘭
った女生徒だったが、舞台で足を痛めてから人気が落ち、まもなく退学してその後神戸の
三宮辺りの酒場を転々としていたが、今から二年ほど前にふらりと日本へやって来た例の....
「反省の文学源氏物語」より 著者:折口信夫
君と言う男の子がある。母は源氏が年いってからの三番目の北の方で、朱雀院の御子、女
三宮である。源氏の若い頃、藤壺女御との間にあった過ちと同様、内大臣の長男柏木と女....
「紫式部」より 著者:長谷川時雨
、ありとある、一節《ひとふし》ずつある女性《にょしょう》を書いたあとで、浮舟や女
三宮の現れたのを、よく読んで見たいと思った。今でもそう思っている。 その後、ま....