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三寒四温
「三寒四温〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三寒四温の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「時事雑感」より 著者:寺田寅彦
間に近い週期あるいは擬似的週期の現われることがしばしばあるからである。 朝鮮で
三寒四温という言葉があるそうで、これはまさに七日の週期を暗示する。自分が先年、東....
「台湾の姿態」より 著者:豊島与志雄
台北に於てばかりでなく、南方の高雄に於てもそれが多い。この気温の不順不同は、所謂
三寒四温どころのものでなく、ヒステリックである。この季節、気温に敏感な人々は、ヒ....
「私の若い頃」より 著者:宮城道雄
の日光が当ると、美しいとみんなが言った。また冬には、かささぎの声が珍らしかった。
三寒四温といって、思いがけなく暖かい日もあった。 春が来るのは遅かったが、春に....