三年の喪[語句情報] » 三年の喪

「三年の喪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三年の喪の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ら菜食をはじめて、明治三十九、四十、四十一、と満三年の精進、云わば昔の我に対する三年の喪をやったようなものだ。以前はダシにも昆布を使った。今は魚鳥獣肉何でも食う....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
、杖を要しないことをいうので、喪の期間は一年である)、そして妻は夫のためには斬衰三年の喪に服するのであるからして、既に嫁した後は、夫の方が父よりも重いのである。....
中津留別の書」より 著者:福沢諭吉
親と思い、余念なく孝行をつくすべし。三年父母の懐《ふところ》をまぬかれず、ゆえに三年の喪《も》をつとむるなどは、勘定ずくの差引にて、あまり薄情にはあらずや。 ....
孔子」より 著者:和辻哲郎
北面してこれに朝せり、瞽※と。舜すでに天子と為り、また天下の諸侯を帥いて以て堯の三年の喪を為さば、これ二の天子あるなり。(『孟子』、万章上) という問答がそれで....