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「三径〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三径の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
などと同じく、蕪村特有の詩情である。旅愁に似たロマンチックの感傷を遠望させてる。三径《さんけい》の十歩《じっぽ》に尽きて蓼《たで》の花 十歩に足らぬ庭先の小園....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
々たり 帛を裂く琵琶《びは》の流れや秋の声 釣り上げし鱸《すずき》の巨口玉や吐く三径の十歩に尽きて蓼《たで》の花 冬籠《ふゆごも》り燈下に書すと書かれたり 侘禅....