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「三所権現〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三所権現の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
たしかに、あの一間の中から脱け出したに相違ないと信ぜられるところの一つの遊魂が、三所権現の方に向うて漂いはじめたのは、それよりずっと以前のことでありました。 ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
し、胆吹名代の薬草のございますのも、その辺であると伺いました。それから登りますと三所権現があり、それをまた十町登りますると鞠場《まりば》というのへ出ると承りまし....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ていい。なによりは船上山そのものが天与の地の利であったとおもう。 二人は黙然と三所権現の杉木立をうしろに腰をおろした。帝の御所は、はるか奥の院のほうである。衛....