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三才
「三才〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三才の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
。――そうそう、あの馬は太郎さんに頼んで盗ませようかしら。陸奥出《みちのくで》の
三才駒《さんさいごま》だっていうから、まんざらでもないわね。」
「そうだ。兄きな....
「沼夫人」より 著者:泉鏡花
だった。 ちょうど戦争のあった年でね。 主人は戦地へ行って留守中。その時分、
三才だった健坊と云うのが、梅雨あけ頃から咳が出て、塩梅が悪いんで、大した容体でも....
「フランダースの犬」より 著者:菊池寛
目つきで、しげしげと犬のからだをしらべてみるのでした。 おじいさんのそばには、
三才ばかりの、バラのような頬っぺたの、髪の房々した瞳の黒い子供がくっついていまし....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
がある。その中のゲーテとシルレルとの二人の作を全部取寄せるように、青年会館の前の
三才社に注文してくれ。全部と言っても六、七冊くらいのものだと思う。 ビュルタン....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
出ていますが、文筆の才に恵まれ、教鞭をとるかたわら、作家志願の精進をつづけ、二十
三才のとき、「花物語」という処女作を出しました。 千八百六十一年、女史の三十歳....
「鵞湖仙人」より 著者:国枝史郎
気の毒だな。……手中に握った天罰でござる」 「でも宜く心が付かれたな」 「天地人
三才の筋からでござる」 「大概な者には解らぬ筈だが」 「なにさ、手相さえ心得て居....
「稚子法師」より 著者:国枝史郎
てから既に五年の月日が経った。所の郷士千村家からお信乃という格好の妻も迎え、今年
三才になる男の子まで儲けて、気安い身分となっていた。 程近い福島の城下からは武....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
分解も何も差し許さず、講釈も何も超越して、序破急を一時に行なうと云おうか、天地人
三才を同時にやると云おうか、疾風迅雷無二無三、敵ながら天晴れと褒めたくなるほどの....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
「人相手相家相|周易」などという文字が書かれてあって、十二宮殿の人相画や、天地人
三才の手相画が、うまくない筆勢で描かれてもいた。それさえひどくほぐれているし、鞘....
「ミミズ酒と美女」より 著者:佐藤垢石
称する蚯蚓は、共に長さ三尺五寸以上はある。日本にも素晴らしく大きいのがいた。倭漢
三才図絵には、丹波国遠坂村に大風雨の後山崩れあり大蚯蚓を出す。一つは一丈五尺、一....
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
三才図会に長脚国・長臂国がある。「長脚国は赤水の東にあり、其の国人長臂国と近く、....
「オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
原と名称とについて定説がないと同様に、これまでほとんど確かな説がない。正徳の和漢
三才図会には、「凡そ物の大なる者を馬と云ひ、小なる者を雛といふ。此の戯は皆小器を....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
子鳥・百千鳥・稲負鳥)之大事、九鳥之釈、十鳥之口伝、十一一虫、十二虫之口伝、十三
三才之大事、十四秘々、十五桜歌之口伝、十六重之重附古歌之事、十七|土代、十八伝受....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
の上に欠陥があるとか、あるいは城内の人々が協力心を失っているとか、いわゆる天地人
三才の徳に欠けたところがありました。秀吉は天才の直覚力をもって、この欠点を感じ取....
「「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
多」の文字はもとより単に発音をあらわす為の借字で、「※嚢抄」の著者や、後の「和漢
三才図会」の著者等の考えた様に、その文字に穢れ多き故という様な意義があるものでは....