三栖紙[語句情報] »
三栖紙
「三栖紙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三栖紙の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「箕輪心中」より 著者:岡本綺堂
しなんす。お前、ひと間住居《まずまい》とやらにでもなりんすのかえ」と、綾衣は厚い
三栖紙《みすがみ》を膝に突いて摺り寄った。 一間住居というのは座敷牢である。武....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
て、若い旅人が白い腕をまくっていると、若い遊女が紅さした口に水をふくんで、これを
三栖紙にひたして男の腕を拭いています。窓のそとでは谷川の音がきこえます。こんな舞....