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三殿
「三殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
近にいたのでその盆の上に二通の封筒がのつているのに気がついた。
表には、林田英
三殿、今一通には藤枝真太郎殿と書いてある。
藤枝と林田とは各自その封筒をとつた....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
隊長は精悍《せいかん》そのもののような面貌《かお》をしておりますが、副将の土方歳
三殿は色の白い、やさしい男ぶりでございます、沖田総司様も同様――ほんとうにあんな....
「雪の宿り」より 著者:神西清
い。畏くも主上は満城紅緑為誰肥と諷諫せられた。それも三日坊主で聞き流した。横川景
三殿の弟子|分の細川殿も早く享徳の頃から『君慎』とかいう書を公方に上って、『君行....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
「いいえ私は私の持っているだけで沢山です。殿下の御下賜金は辞退します」というと再
三殿下はこれを受けよというて、左右に命じて金を出せといわれた。
そこで私は答え....