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三皇
「三皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
黄帝をその以前に存せりとするは、偶※その製作の後世のものなるを證するもの也。更に
三皇を五帝の前におけるも同樣なり。五星に迷信的思想を附加せるはアッシリアの思想な....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
てあかとき露にわが立ち霑れし 〔巻二・一〇五〕 大伯皇女 大津皇子(天武天皇第
三皇子)が窃かに伊勢神宮に行かれ、斎宮|大伯皇女に逢われた。皇子が大和に帰られる....
「三国志」より 著者:吉川英治
みなさように申しておりまする」と、暦数から迫ってみたり、ある時はなお、 「むかし
三皇、五帝も、徳をもって御位を譲り、徳なきは徳あるに譲るを常とし、たとえ天理に伏....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
わしいことだと、愁訴しているように読まれる。 そして。その主謀は。 天皇の第
三皇子で、嘉暦二年以来、叡山に入っておられる前ノ天台の座主、尊雲法親王(大塔ノ宮....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
らな、おなやみだったものに相違なかろう。 護良。征夷大将軍ノ宮。 ご自身の第
三皇子だ。――この出来すぎているほどな子を、父後醍醐も、はじめは、帝血にめずらし....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
の相撲になったのである。 もしこの期間に、尊氏が期するところの、 持明院統の
三皇 に接近するの機会をつかみえていたなら、なんらかのかたちで、彼の軍旗の上に....