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三碧
「三碧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三碧の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
「どうして一廻どころか。健ちゃんとは十六違うんだよ、姉さんは。良人《うち》が羊の
三碧《さんぺき》で姉さんが四緑《しろく》なんだから。健ちゃんは慥《たし》か七赤《....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
へ帰ったがいい。今年の旅立ちは西の方がいいとこの通り易のオモテに出ている。お前は
三碧木星で、菅原道真や市川左団次なぞと同じ星廻りだから、三十四から四十までの間が....
「雪霊記事」より 著者:泉鏡花
今年三十五におなりですか。」 とお米さんが先へ数えて、私の年を訊ねました。 「
三碧のう。」 と尼さんが言いました。 「貴女は?」 「私は一つ上……」 「四緑....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
か、御幣かつぎになっていた。自分が六白星だから、七赤、八白、二黒の日は吉で九紫、
三碧、四緑の日は凶であるなどと、朝刊の九星を気にしたり、カードのペーシェンスが、....
「妖怪学」より 著者:井上円了
文あり。これより相伝えて九星起こるという。九星の名目は左のごとし。 一白 二黒
三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫 これを時に配し、日に配し、....
「迷信解」より 著者:井上円了
出でたりというも、真偽は定め難い。その数が一より九までありて、これに一白、二黒、
三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫の名を付し、これを年に配し月に配し、日お....