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「三秋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三秋の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
を聘して世子の傅となし、尊ぶに殊礼を以てす。王の孝孺に賜うの書に、余一日見ざれば三秋の如き有りの語あり。又王が孝孺を送るの詩に、士を閲す孔だ多し、我は希直を敬す....
愛卿伝」より 著者:田中貢太郎
いだした。それは沁園春の調にならってこしらえた自作の歌であった。 一別三年 一日三秋 君何ぞ帰らざる 記す尊姑老病 親ら薬餌を供す 塋を高くして埋葬し 親ら麻衣....
斗南先生」より 著者:中島敦
一 雲海蒼茫 佐渡ノ洲 郎ヲ思ウテ 一日三秋ノ愁 四十九里 風波悪シ 渡ラント欲スレド 妾ガ身自由ナラズ ははあ、来い....
日記」より 著者:宮本百合子
眠った心持もわかる。 あわれその二人の真実な女。 八月八日(火曜)晴 さすが三秋の風が吹く。朝九時半までに京橋に行き、石本夫人とともに一時頃市庁の後藤氏に会....