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三種の神器
「三種の神器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
、その手段にすぎない。正しい根本的な戦争観は西洋に存せずして、われらが所有する。
三種の神器の剣は皇国武力の意義をお示し遊ばされる。国体を擁護し皇運を扶翼し奉るた....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
葉は日本歴史の認識に就いて一種の暗示を与えるように見える。「日本民族精神の本領は
三種の神器にいみじくも表徴せられたように、清く明るき鏡の心より発する知恵の光を磨....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
年ほど辛抱していた南朝方はもはや北朝に誠意なし武力以外に手がないと内裏へ乱入して
三種の神器を奪いとり、吉野川の上流、北山村と川上村にたてこもり、南朝の正系たる自....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ヒタ走りに喘ぎあった。 たれも身に持った物など何一つない。すでに、賢所の神鏡(
三種の神器の一つ)も、こうなるまえに、北山の西園寺公宗の邸へひそかに遷してあった....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。 それの前触れのように、南朝方の全権をになって乗り込んできた中院具忠は、 「
三種の神器、壺切の御剣、代々の文書、すべてを差出されよ」 と、北朝の洞院公賢へ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
うけたり、助命されて能登に生涯を終わっている点など見ても、彼が壇ノ浦で、内侍所(
三種の神器)の奉還に内応したといううわさが当時あったというのは、おそらく事実に近....