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三節
「三節〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三節の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思い出す事など」より 著者:夏目漱石
も解らぬとも片のつかぬ文字であるが、病中の余にはそれが面白かったと見えて、その二
三節をわざわざ日記の中に書き抜いている。日記を検《しら》べて見ると「静《せい》こ....
「聖書の読方」より 著者:内村鑑三
無きことは言わずして明かである、義の国は義の君が再び世に」とある(彼得後書三章十
三節)、而して斯かる新天地の現わるる時に、義を慕う者の饑渇は充分に癒さるべしとの....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
を不味そうに流し入れてから、法水は一気に語り続けた。
「ところで、それがすんで第
三節以降になると、初めてそこで、dとpとが区分されるのだ。つまり、最初に生まれた....
「安重根」より 著者:谷譲次
ぞ。 青年P 一枚下さい。 青年Q 長いんで、お終いのほう忘れちゃった。 禹徳淳
三節からだ。一緒に読もう。 黄成鎬 大きな声は困りますよ。ここいら露助の憲兵がち....
「ジイドとそのソヴェト旅行記」より 著者:宮本百合子
明が加えられているのである。 『中央公論』の新年号に訳載されているのは、紀行の第
三節までである。あと、どの位つづいているものであろうか。とにかく、第一節において....
「犬を連れた奥さん」より 著者:神西清
で、アルハンブラ宮殿など当時の遺跡によって名高い。 罪の女――『ヨハネ伝』第八章
三節以下。この女性を描いた画は古来すくなくない。 オレアンダ――ヤールタの西南一....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
なく調整され引続き永久的なものとなるから、前掲の法則は覆《くつが》えされない
第
三節
(一四)更にすべての企業においては資本が必要であり、従って貨物に直接に適用....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
街。 悪しき交りがそれの善き光沢を………… 新約全書コリント前書第十五章第三十
三節の「悪しき交りは善き行いを害うなり。」という句から言ったのであろう。 バーミ....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
限られて利用がある物のみが専有せられ、またこのような物はすべて専有せられる(第二
三節)。そしてこのような物のみが専有せられ、またこのような物がすべて専有されてい....
「那珂川の鱸釣り」より 著者:佐藤垢石
誰にも教えてはいけませんよ。まず、蝦を右の手の二本指でつかまえて、尻の方から腹の
三節目へ、鈎先をさす。その場合、腹の中央に頭から尻へ一直線に朱色の線が張っている....
「殺意(ストリップショウ)」より 著者:三好十郎
ださいまし、 このような姿をした(言いながら、白い脚をスッスッと出してタンゴの二
三節のステップを踏む) このような声をした(唄う身ぶり) 緑川美沙という、こんな....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
う重々しい節の日と併行して、民間にも数々のセチビが認められていた。いわゆる五節供
三節供には限らず、九月の秋祭、十月の亥の子、その他毎月の日待月待までを、鹿児島県....
「論語とバイブル」より 著者:正宗白鳥
だ、吾人が理想に近い国であったらしい。 剣菱|茲《ここ》に論語、聖書の中より二
三節を抜摘して、公平なる批評を加えて、孔子や耶蘇が何《ど》れ程《ほど》利口な事を....