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三部作
「三部作〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三部作の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新生」より 著者:島崎藤村
出来ない。
この作、もと二部より成るが、本来なら更に一部を書き足《た》し全体を
三部作ともして、結局この作の主人公が遠い旅から抱《いだ》いて来た心に帰って行くま....
「読書法」より 著者:戸坂潤
之はリボーの有名な『記憶の疾患』、『意志の疾患』、『人格の疾患』の独立の三著を、
三部作であるが故に、一冊にして訳出したものだ。そういう加工だけですでに、古本価値....
「日記」より 著者:宮本百合子
) 蜷川氏より。 小此木氏より電話。 今日学校でふとこの間書いた「追憶」を
三部作の一部と仕様と云う事に思い付いた。あれが第一になって次の「小さき憂悶者」が....
「日記」より 著者:宮本百合子
トの事をお話し、「星月夜」のことを申上げる。あれと「牧の方」、義時の死ぬときと、
三部作になるのだそうだ。今年は出来ないかもしれない、なにそんなにせかずといいと云....