三面六臂[語句情報] » 三面六臂

「三面六臂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

三面六臂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
労働を厭《いと》わないのみならず、労働に慣れておりましたから、ほんとうにここでは三面六臂《さんめんろっぴ》の働きをします。口数が少なくて、働くことは三人前もしま....
竈の中の顔」より 著者:田中貢太郎
は若党の手から紙包を執って、それを仏像と首との間に置いた。仏像は眼のぎらぎら光る三面六臂の奇怪なものであった。 「よし、あっちへ往って、なにくわない顔で待ってお....