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三顧の礼
「三顧の礼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三顧の礼の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
武を論ぜんに、誰か天下に肩をならべる者やある。それを、たった一人の農夫に対して、
三顧の礼を尽すなど、実に、愚の至りというべきだ。孔明を招くには、一条の麻縄があれ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
悖ることはないでしょう。今日は足立源五、主命にちかって参ったのです。かくのごとく
三顧の礼に倣ってお願いをかさねまする」 「はははは」 時親は、喉ぼとけを転がし....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
わたっている話である。 その事を、むかし漢土において、劉玄徳が孔明の廬を叩いた
三顧の礼になぞらえて、 (羽柴筑前の熱心は、ついに臥龍半兵衛を、自己の陣営へひき....