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三鳥
「三鳥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
三鳥の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ではありません。一石二鳥というが、これは少し荷が重いには違いないが、一石二鳥にも
三鳥にも、或いは無尽鳥にも向う宝の庫を背負わせられたように、転んでもただは起きな....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
二十五
そもそも、田山白雲のこのたびの北上の目的というものは、一石二鳥をも
三鳥をも兼ねたものでありました。
その一石は、いま現にほぼ証跡をつきとめ得たら....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
して、避難と、休息とを兼ねて、ゆっくりと落着くことができる、つまり、一石二鳥にも
三鳥にもなるという寸法だ。これから、あの掻巻《かいまき》の中へ、すっぽりとくるま....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
足を踏み入れてみたい希望もある。この船の休養と修理の間を、拙者は右の通り一石……
三鳥の獲物《えもの》のため、また旅に出ましょう」 船の休養と修理のためにも、少....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
描く、それが素晴らしい怪談を生むに至るとこういう段取りになるのだから、効果は一石
三鳥といっていい。毎時ながら圓朝の用意のほどに降参してしまわないわけにはゆかない....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
どに削り花、かはな草で、四重大事、五切紙之上口伝、六重之口伝、七|真諦之事、八|
三鳥(呼子鳥・百千鳥・稲負鳥)之大事、九鳥之釈、十鳥之口伝、十一一虫、十二虫之口....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
かった。もと四条河原にいた天部部落が、今になおあまべと呼ばれていたらしい。「祇園
三鳥居建立記」(「続群書類従」所収)に、 。云云。 と見えている。なおエタと細....