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「上がり下がり〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

上がり下がりの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
を通い路《みち》にして帝がしばしばそこへおいでになり、宿直《とのい》をする更衣が上がり下がりして行く桐壺であったから、始終ながめていねばならぬ御殿の住人たちの恨....
瀬戸内海の潮と潮流」より 著者:寺田寅彦
水の運動の事について御話ししましょう。 一体、海の面はどこでも一昼夜に二度ずつ上がり下がりをするもので、それを潮の満干と云います。これは月と太陽との引力のため....
画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
謡の先生も「何より心から楽しんで謡うのが本当です」と言われましたが、少しぐらい、上がり下がりがあろうと、本人はよい心持で精一杯謡っているのですから、何の心配もな....