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上がり物
「上がり物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上がり物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
りになりました。 黒媛は天皇を山方というところへおつれ申しました。そして、召し
上がり物にあつものをこしらえてさしあげようと思いまして、あおなをつみに出ました。....
「源氏物語」より 著者:紫式部
いた。 「夜も昼もお祖母《ばあ》様が恋しくて泣いてばかりいらっしゃいまして、召し
上がり物なども少のうございます」 とも歎《なげ》いていた。実際姫君は痩《や》せ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
り二条の院へおはいりになるのが例であった。宮はそれ以来健康をおそこねになり、召し
上がり物などは少しもおとりにならなかった。日がたつにしたがいお顔色が青んでゆき、....