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上善
「上善〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上善の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「善の研究」より 著者:西田幾多郎
きないのである。次に第二の場合について考えて見よう。動機が善くとも、必ずしも事実
上善とはいわれないことがある。個人の至誠と人類一般の最上の善とは衝突することがあ....
「出家とその弟子」より 著者:倉田百三
たその幸福をわしはなんと言って表わしていいかわからない。あの阿弥陀経のなかに「諸
上善人倶会一処」というところがあるね。わしは多くの聖衆の群れにかこまれた。みな美....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
野徳太郎 (シテツレ)梅津利彦、小田部正次郎、藤田平三郎、楢崎徳助、梅津昌吉、井
上善作、諸岡勝兵衛 (大鼓)宮崎逸朔 (小鼓)栗原伊平 (笛)杉野助三郎 (間)....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
りは端的にいうと道徳呼ばわりだったのだ。文化から科学性や批判性を引き去って、道徳
上善いか悪いかばかりで物ごとを決めるやり方に持って行くことが、ファッショ・イデオ....
「日記」より 著者:宮本百合子
く。『夢学』、『哲学綱要』を買って来る。大学の公開講義の聴講願書を出して置く。村
上善義が結婚したので、時計を三越から送らせる。なかなか落付いたいいものである。 ....