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上図
「上図〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上図の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「失楽園殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
、院長と二人の助手以外には、秘密にされているとかいう話である。 中央の平地に
上図通りの配列で並んでいるのが、失楽園の全部であって、四棟ともいずれも白塗りの木....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
い(戦闘群)の兵力が大間隔に陣地を占め、さらにこれを縦深に配置するのであります(
上図参照)。このような兵力の分散により敵の砲兵火力の効力を減殺するのみならず、こ....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
笑を泛べて、相手の独創力の欠乏を憫んでいるかのごとく見えたが、すぐ卓上の紙片に、
上図を描いて説明を始めた。
「これが、|猫の前肢と云う、猶太人犯罪者特有の結び方....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
それはおやじ自身にさえ聞えない。 単純で、そして楽しく華やかな過去のろんどん街
上図だ。これらすべての「振り返って見る浪漫さ」は、あの、善くうつくしい時流という....
「人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
もう一つ際立って不思議なものがあったのである。と云うのは、二人とも、双方の足首に
上図のような紋様が描かれ、それは――あるいは捺されたと云ったほうが、適切であるか....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
譜《ほんぞうずふ》』巻之三十五に二つのコウヤノマンネングサの図が出ているが、その
上図のものはハゴノコウヤノマンネングサ(一名フジマンネングサ、コウヤノマンネング....
「妖怪学」より 著者:井上円了
よびその長短を識別する力は、脳中の諸記憶の比較対照より起こらざるはなし。例えば、
上図のごとく、イロハニホの五種の事実が時間の前後に応じて、脳中の記憶を形成せるも....