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上手物
「上手物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上手物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「民芸とは何か」より 著者:柳宗悦
護によります。こういうものがいわゆる貴族品の性質なのです。俗語でこれ等のものを「
上手物」と云いますが、これはもとより「下手物」に対する言葉なのです。 一方が「....
「日本民芸館について」より 著者:柳宗悦
在銘品よりも、かえって無銘品の中に多いことを如実に立証するものでした。いわゆる「
上手物」よりむしろ「雑器」と蔑まれているものの中に、多くの美しいものを見出しまし....
「京都の朝市」より 著者:柳宗悦
、婆さん達に云わせると、「下手物」であった。始めて耳にしたその言葉が面白く、又「
上手物」に対して用いると、何かはっきりした性質の区別も示されるので、之が縁となり....