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「上掲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

上掲の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
探偵小説の正体」より 著者:夢野久作
。 しかし、それだけでは、やはり何だかまだ説明が足りないような気がする。 以上掲げたような色々な定義を一つに引きくるめてモットモット深刻に掘下げたようなもの....
西鶴と科学」より 著者:寺田寅彦
ていた時にちょうど改造社の『日本文学講座』に何か書けという依頼を受けたので、もし上掲の表題でも宜しければ何か書いてみようということになった。云わば背水陣的な気持....
物理的空間の成立まで」より 著者:戸坂潤
する。併し直観空間の三次元性はその平面性に較べてよほど「疑い得ない」ことである(上掲論文)。処がすでに述べたようにカントの空間が直観と考えられねばならぬのである....
経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
し、かくてその変化の原因をもまた発見するのである。 もし私が、一オンスの金が、上掲のすべての貨物及びその他の多くの貨物のより少い分量と交換されることを見出し、....
旅客機事件」より 著者:大庭武年
、自分の座席を跼み乍らはねのけた(大抵の人は知っていると思うが、旅客機内の模様は上掲の如きものである。尚、念の為めに附記すれば、Aの座席に重役風の紳士が、Bの座....
孔子」より 著者:和辻哲郎
の公明な検討をやっておかなくてはならない。すなわち厳密な原典批評にほかならない。上掲の諸篇以後のプラトン対話篇は、徐々にソクラテスを離れる。『ゴルギアス』に現わ....
「特殊部落」と云う名称について」より 著者:喜田貞吉
本編は上掲諸編の記事と重複するところことに多きを校正の際心付きしも、今さら改むる能わず....