上燗[語句情報] »
上燗
「上燗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上燗の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
》にうつした燗だから、金気《かなけ》があって飲まれないかと思うと、そうでない――
上燗だ。 竜之助は湯呑で立てつづけに、三杯、四杯と呷ると、その一杯毎に、無性に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
思いまして」 酒を手に取らないうちに、竜之助は酔わされた心持です。口をつけると
上燗《じょうかん》に出来上っている酒の香りが、五臓六腑に沁《し》み渡ります。 「....