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上田秋成
「上田秋成〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上田秋成の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「駒のいななき」より 著者:橋本進吉
すなわち池田亀鑑《いけだきかん》氏の調査によれば、ここの本文が「ひゝ」とあるのは
上田秋成《うえだあきなり》の校本だけであって、中村秋香《なかむらしゅうこう》の『....
「日本山岳景の特色」より 著者:小島烏水
《さぬき》の産れで、国には崇徳上皇の御陵のある白峰という阜陵《ふりょう》がある、
上田秋成の『雨月物語』や、露伴氏の作として、かなり評判のあった『二日物語』は、こ....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
呉春は、人を見るとよくこんなことをいったものだ。 呉春は、『胆大小心録』の著者
上田秋成から、「食いものは、さまざまと物好みが上手じゃった。」といわれたほどあっ....
「怪譚小説の話」より 著者:田中貢太郎
はあるが、その他は間然する処のない独立した創作であり、また有数な傑作でもあって、
上田秋成が『西湖佳話』の中の『雷峯怪蹟』をそっくり飜案して蛇性の婬にしたのとは甚....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
を埋めさし、永劫が間世に出ることを戒めたのであった。 この『蛇性の婬』の話は、
上田秋成の『雨月物語』の中でも最も傑出したものとせられているが、しかし、これは秋....
「妖怪漫談」より 著者:岡本綺堂
話に作られている。支那でもかの『西湖佳話』のうちにある雷峰怪蹟の蛇妖のごときは、
上田秋成の『雨月物語』に飜案された通りであるが、比較的に妖麗な女に化けるというの....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
七・一) 白峯紀行の西行法師のほかに、時代は江戸に下るが、「雨月物語」の筆者の
上田秋成も、こんぴら詣りか、四国|巡りの旅すがら、この白峯へ登ったことがあるよう....