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上疏
「上疏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上疏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の運命は驚かれるほどの勢いをもってこの時に急転した。間もなく将軍の辞職となった。
上疏の草稿は向山栄五郎が作った。年若な将軍はまだようやく二十歳にしかならない。そ....
「続黄梁」より 著者:田中貢太郎
つまずいていて昇進しないから、一つ引きたててやらなくてはならないと思って、翌朝|
上疏して王を諫議大夫に推薦し、そこで天子の諭旨を奉じて、たちどころに引きあげて用....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
も少なからぬ。明の鍾同太子の事で景帝を諫《いさ》め杖殺《じょうさつ》さる。〈同の
上疏するや、馬を策《むちう》ち出《い》づ、馬地に伏して起たず、同咆して曰く、われ....
「小翠」より 著者:田中貢太郎
ふさごうとなさるのですか。」 王侍御もそこで止めてしまった。家へ帰った王給諌は
上疏して王侍御が不軌を謀っているといって、元豊から剥ぎとった服と冕を証拠としてさ....