上目遣い[語句情報] » 上目遣い

「上目遣い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

上目遣いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恐怖城」より 著者:佐左木俊郎
を全部捕まえておけ、買い手が来るのだから」 「…………」 正勝はなにも言わずに上目遣いに喜平を見て、それからその目を紀久子のほうに移した。紀久子ははっと胸を衝....
武装せる市街」より 著者:黒島伝治
こんだ口元が、苦るしげに歪むのを見た。紅は、なお気がかりらしく、今度は恐る恐る、上目遣いに職長の方を見た。 依然として、濛々とゆれている煙に、小山は、なお、胴....