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上童
「上童〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上童の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「俊寛」より 著者:芥川竜之介
こが凡夫の浅ましさじゃ。ちょうどあの頃あの屋形には、鶴《つる》の前《まえ》と云う
上童《うえわらわ》があった。これがいかなる天魔の化身《けしん》か、おれを捉《とら....
「源氏物語」より 著者:紫式部
。太政大臣家で育てられていた源氏の子はだれよりも美しい子供で、御所へも東宮へも殿
上童《てんじょうわらわ》として出入りしているのである。源氏の葵《あおい》夫人の死....
「「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
との例に云い出されて居たのは中宮の御所に仕えて居る局の女房達がめしつかわれて居た
上童の松殿が此の事を聞いて「さて、そんなに御考えるつみになるような事があるならば....