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上膊骨
「上膊骨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上膊骨の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「深夜の市長」より 著者:海野十三
幸運児ですよ。ピストルの弾丸は、長頭膊筋を撃ち抜いていますが、その中には動脈だの
上膊骨だのがあるんです。どっちに当っても大変なことになりますが、貴下の傷は幸運に....
「氷河」より 著者:黒島伝治
鞭打った。 耳朶のちぎれかけた男も、踵をそがれた男も、腰に弾丸のはまった男も、
上膊骨を折った男も、それ/″\、憐れみと、懇願の混合した眼ざしを持って弱々しげに....