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上賓
「上賓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上賓の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
。乱世にはめずらしい存在といわねばならぬ。 だから河北の袁紹なども、かつては、
上賓の礼をとって、かれを迎えようとしたが、荀※はいちど曹操と会ってから、たちまち....
「三国志」より 著者:吉川英治
、瑾君の温雅な情操がわかる気がします」と、その為人を語った。 孫権は、彼を呉の
上賓として、以来重く用いた。 この諸葛瑾こそ、諸葛孔明の実兄で、弟の孔明より年....
「三国志」より 著者:吉川英治
、あらためて趙雲子龍へ、降参を申し入れた。 趙雲は満足して、この従順な降将へ、
上賓の礼を与え、さらに酒など出してもてなした。 趙範は、途方もなく喜悦して、 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
のただならぬ人品を仰いで、心から降参した。 孔明も、そこに来ていた。この降将に
上賓の礼をあたえて、 「※城のうちの兵力は何ほどか。劉璋の嫡子|劉循を扶けておる....
「三国志」より 著者:吉川英治
く用いる宰相のあるあり、蜀の前途は、この一事を見ても卜するに足る。――先生、まず
上賓の席につかれい。貴国のご希望は充分考慮するであろうから」 俄然、孫権は態度....