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上阪
「上阪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上阪の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
る。 「そいつは堪らんな、下座敷は無いか。――貴方はいかがです。」 途中で見た
上阪の中途に、ばりばりと月に凍てた廻縁の総硝子。紅色の屋号の電燈が怪しき流星のご....
「俗臭」より 著者:織田作之助
日は、父の歿後、和歌山県湯浅村の故郷を後に、きょうだい散り/\に自活の道を求めて
上阪してから丁度十日目だった。職を探すべく千日前の安宿に泊っている内に、所持金を....