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上馬
「上馬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
上馬の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
願い、王承諾した。すなわちその謀を用いて三海皆臣属しければ王馬に乗りて遊び行く路
上馬が足を折り挫《くじ》いた。王たちまち智臣の教えを忘れその馬に向い、我三海を征....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
るその君をして堯舜になす者なり、嗚呼《おこ》なる所為なれど童蒙のために註しつ(以
上馬琴の説)。志村知孝これを駁《ばく》して曰く、この説童蒙のために注しつといえど....
「油絵新技法」より 著者:小出楢重
とさえ私は考える。 人間が自然に各様式の風貌を以て生れては来るのであるが、便宜
上馬に類する者、狸に類するもの狐に類するものを集めて、狸面、狐面と区別すると、説....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
に馬に乗せて引張って来たんだろうが、見た通り弱りきって、疲れ果てているのを、この
上馬に乗せようとするのは惨酷じゃねえか。昔、神田の祭礼の時に馬鹿な奴があって、素....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
。……(これ、兄や、こなた馬は曳けるかの、大丈夫じゃろうかの。私は初旅じゃ。その
上馬に乗るも今度がはじめてじゃ。それにの、耳はよう聞えずの。……頼んだぞ。)いか....
「上海」より 著者:横光利一
、実はちょっと白状したいことがあって来たんだが、もういうのはいやになった。これ以
上馬鹿になるのは、神さまに対してあいすまんよ。」 「そうよ、あなたは、すまないの....