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下侍
「下侍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下侍の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿部一族」より 著者:森鴎外
》たちに暇乞《いとまご》いをさしょうか」こう言って権兵衛が席を起った。 従四位
下侍従兼肥後守光尚の家督相続が済んだ。家臣にはそれぞれ新知、加増、役替《やくが》....
「源氏物語」より 著者:紫式部
き逢っても人間か何かわからぬ形をした、まず奇怪な者として追い払わなければならない
下侍に親しみを感じる点だけでも、自分はみじめな者になったと源氏はみずから思われた....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
人刀を抜きつらね、秋安へ切ってかかったのである。 「関白の説明汝に聞こうか! 地
下侍の分際で、痴がましいことは云わぬがよい。ここに居られるのは殿下の寵臣、不破小....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
尚が、爆発と同時に急遽島原に下った。 (忠利の長子六丸は、寛永十二年七月、従四位
下侍従に任ぜられ、家光の一字を与えられて、光尚と称した) 暴徒の勢いは意外に熾....