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下合
「下合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下合の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
五千六百五十二、無格社五万千五百六十六、計五万七千二百三十八社を合併しおわり、目
下合併準備中のもの、府県社一、郷社十二、村社三千五百、無格社一万八千九百、計二万....
「天主閣の音」より 著者:国枝史郎
だが何どうだろう……や、有難い、定法通りだ。ちゃあんと八寸に出来ていらあ。……上
下合わせて十六枚の歯よし是にも間違いが無い。……北側の鯱を調べてやろう」 屋根....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
大きい本陣のことだから言うまでもないが、金兵衛の住居にすら二人の御用人のほかに上
下合わせて八十人の人数を泊め、馬も二匹引き受けた。 木曾は谷の中が狭くて、田畑....
「大震火災記」より 著者:鈴木三重吉
のちつじょもついて来ました。出動部隊は近衛師団、第一師団のほか、地方の七こ師団以
下合計九こ師団の歩兵|聯隊にくわえて、騎兵、重砲兵、鉄道等の各聯隊、飛行隊の外、....
「大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
公とは、助けることが出来るのだ。その結果内乱は終息し、日本の国家は平和となり、上
下合一、官民一致、天皇帰一、八|紘一|宇、新時代が生れるのだ」 21 安房守は....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
靡《なび》くがごとく、その柔らかなるは綿のごとく、その無心なるは木石のごとく、上
下合体ともに太平を謡《うた》わんとするの目論見《もくろみ》ならん。実に極楽の有様....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、しょせん現代人にはウ呑みにできかねる。 たとえば、このさいの、 箱根、竹の
下合戦 の一条もまたしかりで――両軍の配置、地理、兵数、機動の経路――そして尊....
「春泥」より 著者:久保田万太郎
れがその一座でのめずらしい江戸っ子だったことを以て……ということは、その一座、上
下合せて三四十人いたその大ていのものは関西だった。そも/\の倭からして京都の産だ....