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下呂
「下呂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
下呂の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
い。それでも旅人の姿が全く絶えるほどの日はなく、雪もさほど深くはない。中津川より
下呂まで十二里である。その間の道が困難で、峠にかかれば馬も通わないし、牛の背によ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ずれへお越しのつもりでござったかな」 とたずねた時に、後ろなる駕籠の中から、 「
下呂《げろ》の湯島《ゆのしま》まで急がせるつもりでした、病人がありましてな」 ....
「飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
の期待をもっていたのであった。 ★ ドシャブリのクラヤミに
下呂へついた。長い梅雨のあとに更に昨日来の豪雨で、谷はあふれ、発電に支障してか、....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
説ならば藍見の喪山の近所にあるべき泉であろうし、ワサミを下原村あたりとするなら、
下呂に当るかも知れん。二ツのどちらか、それは見当がつきかねますが、とにかく書紀の....