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不人相
「不人相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不人相の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「木曽の旅人」より 著者:岡本綺堂
出逢っても、太吉はなれなれしく小父さんと呼んでいた。それが今夜にかぎって、普通の
不人相を通り越して、ひどくその人を嫌って恐れているらしい。相手が子供であるから、....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
顎を突き出して言った。その言い方とその態度が、かの守田などとはまるで違って、頗る
不人相で横柄なようにも感じられたので、わたしは子供心にも不愉快であった。彼に対す....