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不労所得
「不労所得〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不労所得の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
家の「横暴」がやかましい世の中である。資本家や政治家自身に手入れは出来ない迄も、
不労所得の代表者と考えられている名流文士や上流婦人の、賭博や不行跡には手を入れる....
「春遠し」より 著者:宮本百合子
で暮せているということは、その人々がわたし達の生活と全くちがう経済の足場をもって
不労所得で生きているということを物語っている。生きているばかりでなく、金のかかる....
「婦人改造の基礎的考察」より 著者:与謝野晶子
のです。それで私は、すべての人間が労働道徳の実行者となることを望み、現在のように
不労所得に由って衣食する階級と、労働の報酬に由って衣食する階級との対抗をなくして....
「光は影を」より 著者:岸田国士
ぶしをしています。たゞ、こいつを商売として考えると、妙な気がする時がありますよ。
不労所得つていうのは、まさにこれかと思うんですがね」 と、彼も、相手に通じるよ....