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「不可侵条約〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

不可侵条約の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ワンダ・ワシレーフスカヤ」より 著者:宮本百合子
ソヴェト同盟との間にとりかわされていた不可侵条約をやぶって、ナチス軍がポーランドからウクライナへ、モスクワへ、レニング....
私の信条」より 著者:宮本百合子
スロヴァキアとを合併した。五月末に独伊軍事同盟が結ばれ、三ヵ月のちの八月には独ソ不可侵条約を締結した。ヒトラーの政府はラジオをもってこのことを公表した。ナチス軍....
原爆詩集」より 著者:峠三吉
戦争をやめる術さえ知らぬ、 君は知ってはいなかった ナチを破ったソヴェートの力が不可侵条約不延期のしらせをもって 帝国日本の前に立ち塞がったとき もう日本の降伏....
三国志」より 著者:吉川英治
いた。重臣はみな残って、孫権を中心に、 (魏の申し出にどう答えるか)と、その修交不可侵条約の求めにたいして、検討評議にかかったのである。 「もちろん魏の大望は、....
原子爆弾雑話」より 著者:中谷宇吉郎
を一挙に驚愕《きょうがく》の淵《ふち》に陥《おとしい》れた。そして次の年には独ソ不可侵条約が締結され、秋にはもうポーランド問題をめぐって、英国が独逸《ドイツ》に....