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不弁
「不弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
しますと、怖みを消すと云う事を仰しゃる方がございます。処が私《わたくし》は至って
不弁で、ネト/\話を致す所から、怪談話がよかろうと云う社中のお思い付でございます....
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
たく》一声、囃子《はやし》は鳴りを鎮《しず》むるとき、口上は渠《かれ》がいわゆる
不弁舌なる弁を揮《ふる》いて前口上を陳《の》べ了《お》われば、たちまち起こる緩絃....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
言葉の流暢活発を得るの利益は、演説者も聴聞者もともにするところなり。 また今日
不弁なる人の言を聞くに、その言葉の数はなはだ少なくしていかにも不自由なるがごとし....