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不明朗
「不明朗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不明朗の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
しも明朗ではない。ということは要するに政情そのものに、何か量り知ることの出来ない
不明朗なものの臭みがつきまとっているのである。これは国民の慢性の強迫観念のせいだ....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
のは美談じゃない。アベコベだ。物資の秩序をハッキリさせることを知らない人は、所詮
不明朗不健全で、本当の精神の価値を知らないのである。 物質、金銭は下品なものだ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
痛嘆しているものだった。 全文は七箇条、このほかにも、朝令暮改の弊やら、賞罰の
不明朗やら、吉野朝廷の君臣には、とにかく痛いところをついている。 もちろん、ど....