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不生不滅
「不生不滅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不生不滅の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
さまは、かかる人々のうちから誕生するのです。 第四講 永遠の生命 舎利子。 是。
不生不滅。 不垢不浄。 不増。 すでに私は『心経』の肝腎要となっている、いや、....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
負ける者が勝ち、食う者が食われ、食われるものも却て食う。般若心経に所謂、不増不減
不生不滅不垢不浄、宇宙の本体は正に此である。
然し我等は人間である。差別界に住....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
って、そうなければならない。 このことは併し、自然科学の歴史――それは神であり
不生不滅の常住者である――の概念の変形したものに外ならなかったのである。 以上....
「物を大切にする心」より 著者:種田山頭火
かない場合があることを知らない。 大乗的見地からいえば、一切は不増不減であり、
不生不滅である。浪費も節約もなく、有用も無駄もない。だが、人間として浪費は許され....
「宝永噴火」より 著者:岡本かの子
で明白に解脱の正体を見きわめなければ安心出来なかった。この肉体さえも仏陀と等しき
不生不滅の性質や働きを得なければ究竟とは考えられなかった。 つまり初一念の希望....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
過ぎません。真理|当体というものは、もっともっと奥に在って宇宙活機の根元を掴み、
不生不滅、不増不減、霊々昭々として湛えております。自然力は場合によっては起滅盛衰....