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「不磨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

不磨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
べつ》の意をもって視《み》るべきものでない。滔々《とうとう》たる流俗に抗する万古不磨《ばんこふま》の穴の集合体であって、大《おおい》に吾人の尊敬に値する凸凹《で....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
見える。……これが吾輩の所謂、自白心理だ。問うに落ちずして語るに落ちるという千古不磨の格言のあらわれだ。呉一郎が生まれた真実の時日と場所を知っているのは、母親の....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
遙かの空を眺めますと、世界第一のゴーリサンガの高雪峰の巍然として雲際に聳え千古|不磨の姿を現わして居るのを看て大いに感じたです。今や人間界の煩悩の雲が正に我が心....