不空羂索観音[語句情報] » 不空羂索観音

「不空羂索観音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

不空羂索観音の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
美の最もいさぎよきものである。 天平盛期となるとまず東大寺三月堂の乾漆の巨像|不空羂索観音があり、雄偉深遠で、しかも写実の真義を極めている。写実はすべての天平....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
た。 三月堂の外観は以前から奈良で最も好きなものの一つであったが、しかし本尊の不空羂索観音をさほどいいものとは思っていなかった。しかるに今日は、あの美しい堂内....