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「丑紅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

丑紅の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
早耳三次捕物聞書」より 著者:林不忘
め》が細かく、その上、ことのほか凝《こ》りが固いが、細工がきくところから、これを丑紅珊瑚と呼んで、好事《こうず》な女たちのあいだに此上《こよ》なく珍重されていた....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
道具を振分《ふりわけ》にして掃部《かもん》の宿へかかったのは昨十日そぼそぼ暮れ、丑紅《うしべに》のような夕焼けが見渡すかぎりの田の面に映えて、くっきりと黒い影を....